流レール蓋
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従来の落ち蓋側溝の蓋は、降水時の出水の集排水能力が低く、側溝に流水が落ちることなく越流することが多く見受けられました。
この越流によって、道路の排水が道路区域外(民地側)に流出したり、道路路面に流出し路面状態が良好に保てない状況となる場合があります。
特に路面凍結が懸念される地方では、その越流水で路面が凍結し、車両のスリップ事故に繋がる危険性もあります。
これらを解決するために、集排水能力を向上させた「流レール蓋」が生まれました。
特徴
水の性質したコアンダ効果
集水性を高めるために蓋の中央部に溝(3mm)を設け、排水溝となる手掛け部を局面とすることでコアンダ効果により水を側溝内に導きます。
これらの工夫により、従来生じていた越流を大幅に軽減し良好な道路環境に寄与します。
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性能
従来タイプと新タイプ(流レール蓋)で雨水流入量の比較試験を行いました。
その結果、側溝中への流入量が従来と比較して「5倍程度向上」することが確認できました。
※参考:給水量5.8ℓ/10秒(集水面積23㎡、降雨強度100mm/h相当)
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従来タイプと新タイプ(流レール蓋)を集水蓋(鋼製グレーチング等)と組み合わせて集水能力の比較試験を行いました。
その結果、従来タイプの組み合わせと比較して集水能力が「60%程度向上」することが確認できました。
※参考:給水量9.6ℓ/10秒(集水面積40㎡、降雨強度100mm/h相当)
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![](http://www.maruji.com/wp-content/uploads/2020/11/製品紹介_流レール_性能3.jpg)
製品形状図
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施工実績
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