【コラム】効率的な土地利用
写真:埼玉県 富士見市(セーフティロード)
日本の国土の約3分の2は山地です。そしてそれは、島の中央線に沿うように存在して太平洋側と日本海側を分断しています。
また、傾斜が多いのも特徴となります。
それ故に、人が居住したり田畑の開発などの暮らしを営める土地である「可住地」は少なく、平地や盆地に人口が集中しています。
それら地域各地の可住地を繋げるには、トンネルや橋、山を切り開く等のインフラ整備が必要不可欠です。
しかし、そのままの状態で交通に利用できる土地は少ないです。
工事をするにも、より自然を保ち、より費用を抑えるなど、効率的な土地の利用方法を考える必要があります。
空いている空間を有効利用しながら道路の拡幅!
【張出製品】
自然への負担とコストを削減するには、空間の有効利用化が有効です。
そこで、【張出】の製品は従来使用していなかった空間に路面を施工できる製品を利用する事で、それらを両立させます。
尾張旭市(セーフティロード)
セーフティロードは人命保護を最優先に設計されている
「プレキャスト張出歩道」です。
新規・既存の道路の脇にセーフティロードを施工することで、人が安全に歩行できるスペースを確保します。
岐阜県 白川村(ロードプラス)
ロードプラスは既設道路の路肩に設置することで、最大1.75m、車道の拡幅が短期間に行える「張出式 車道拡幅工法」です。
山間部・水路・河川沿い・都市部などの交差点など、様々な場所での道路拡幅に活躍します
高山市 荘川村(ワイドウォール工法)
ワイドウォール工法は最大2m道路の幅を拡げ、なおかつコスト削減を図れる「大型ブロック積み擁壁の道路拡幅工法」です。
水辺の上部を有効利用!暗渠化の強い味方!
KCフォーム・JSフォーム・LSフォーム
限られた平地を有効活用できる手段が、側溝などの暗渠化です。
従来、上部を空洞としていた水辺に蓋をするような形状で物の行き来を可能にすれば、効率的な土地利用が期待できます。
KCフォーム・JSフォーム・LSフォームは、側溝・水路の暗渠化に最適な型枠です。
従来では支持材が必要だったものが不要になり、施工性が向上しています。
左:KCフォーム 中央:JSフォーム 右:LSフォーム
KCフォーム・JSフォーム・LSフォームについて詳しくはこちら!
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