【コラム】コンクリートの開発

コンクリートがいつ開発されたを知っていますか?
実は遥か昔、ローマ時代から使われていました。
しかしローマ帝国が滅びてしばらく、コンクリートの技術は失われていました。

そして1756年、イギリスの技術者により水硬性石灰を利用したコンクリートが考案されて再び日の目を見るようになります。

現代、世界では環境問題についての取り組みが盛んになっており、製造過程でCO2を排出するコンクリートも問題解決する為に、開発が進んでいます。

銑鉄を製造する高炉で副産物として生まれる高炉スラグを使用するなどの工夫もされていますし、排出するCO2を削減できるコンクリートも開発されています。

中にはコンクリート自身がひび割れを修復する事で、再度コンクリートを製造する必要を減らす「自己治癒コンクリート」なる物もあります。


丸治コンクリート工業所もより永く利用できるコンクリートで製品を製造する事で、経済的・環境的な負担を軽減出来るように努めています。

高耐久性コンクリート「ハレーサルト」

ハレーサルトは製鉄所から排出される副産物(高炉スラグ)を有効利用したコンクリートであり、普通コンクリートと比べ以下の優れた特性を有しています。

  • 硫酸と反応して表面に強固な被膜を形成するため、硫酸に対して高い浸食抵抗性を有します。
  • 緻密で高強度な素材であるため、塩化物イオンの侵入を抑止し、高い耐塩害性を有します。
  • 高炉スラグを多量に使用しているため、資源の循環利用とCO2排出抑制に大きな効果を発揮します。

詳しくはこちら


凍害対策「MACリート」

MACリート

フワフワな泡が凍害対策に!

MACリート丸治の全コンクリート製品に使用可能な耐凍害性コンクリートです!

昨今の冬は路面も凍る事も多くなっていますが、道路の凍害対策はされていますか?

凍害とは、凍結から引きおこるコンクリートの劣化現象。
進行する事で「ポップアウト」や「スケーリング」などのコンクリートが剥離してしまう有害な劣化現象が起こります。

凍害の有効な対策の一つはコンクリート中に一定量の空気量を確保することです。
そこでMACリートは、超微細で強固な”ムース状の泡”により、耐凍害性を高めました!

詳しくはこちら