NET ZEROとは

「GHG(温室効果ガス)をプラス マイナス ゼロ」にする取り組みです。

国連 政府間機関 IPCCのレポ―トでは2050年を目標にしていますが、丸治コンクリート工業所2040年までに実現を目指します。

NET ZERO をもう少し詳しく

国連 政府間機関 IPCC(気候変動に関する政府間パネル:Intergovernmental Panel on Climate Change)発行
「地球温暖化1.5℃に関する特別レポート(SR15)」は以下を示しています。

地球温暖化を 1.5 °C に抑えるために「CO2の大幅な排出削減」と「社会のあらゆる側面における急速かつ広範かつ前例のない変化」が必要

・「地球温暖化を 2 °C と比較して 1.5 °C に制限すれば、生態系、人間の健康、福祉に対する困難な影響を軽減できる」「気温が 2 °C 上昇すると異常気象が悪化する」。

・1.5度未満に抑えるためには2030年に世界のCO2排出量を2010年比で45%削減し、2050年前後にNET ZEROを目指すことが必要。

この様な考えから、企業でもCO2排出量を実質ゼロにする NET ZERO を取り組む場合が増えてきています。

レポートでは2050年とされていますが、前倒しにして2040年を目指す企業が多いです。

丸治コンクリート工業所での取り組み

丸治コンクリート工業所では以下を取り組みます。

・CO2削減コンクリート技術の開発活用
・サプライチェーンでのCO2削減 
・廃棄物の削減
・他業界の技術革新によるCO2削減 
・再生可能エネルギーの利活用      
・蒸気養生レス技術の開発導入     
・低公害車両への切替            
・カーボンネガティブコンクリート技術の開発活用
・その他カーボンリサイクル技術の利活用

※サプライチェーン:自社・他社を含めた、製品の原材料・部品の調達から販売に至るまでの一連の流れ
※カーボンネガティブコンクリート:温室効果ガスの排出量がプラスマイナス ゼロまたはマイナスになるコンクリート

NET ZERO 3つのスコープ

NET ZEROでは、取り組みの対象を 3つのスコープ(Scope:範囲)に分類しています。

Scope3(流通や使用、廃棄などによる排出量)
Scope2(電気の使用による排出量)
Scope1(燃料の燃料による排出量)

この分類に従い、丸治コンクリート工業所では下図のように計画を立てています。




より良い環境を未来に残せるように、丸治コンクリート工業所は環境問題にも取り組みます。